ニューヨーク州のスクールバス! 知っておきたい重要ポイント
- fairwind2010
- 10月9日
- 読了時間: 3分

ニューヨーク州では、年間で200万人以上の子どもたちが約5万台のスクールバスで通学しています!
スクールバスを利用する子どもたちの安全は、スクールバスと道路を共有しているドライバーの皆さんの十分な認識がカギとなります。また、ドライバーはスクールバスのルールを知らずに車の運転をしたばかりに、後で罰金を支払うことにもなり兼ねません!
🔔スクールバスに出会ったときのルール・注意点
減速する・辛抱強く運転する
スクールバスは頻繁に停車するので、急がずにゆとりをもって運転する(※スクールバスは汽車の踏切で停止することが義務付けられている)
バスの前後 20 フィート(約6メートル)以上離れて停止
赤ランプが点滅して、バスが乗降中のとき、バス手前には最低でも 20 フィート離れて完全停止する
子どもに注意を払う
バスストップ付近だけでなく、学校の近く、プレイグラウンド、公園の近くを運転するときは、子どもたちが突然飛び出すこともあるので、運転中は十分に周囲を確認する
黄ランプ点滅=注意、赤ランプ点滅=停止
🟡黄ランプ:バスが停車準備をしている意味で、ドライバーは速度を落として車を停止する準備をする
🔴赤ランプ:バスが停止中、子どもたちが乗降中の意味で、ドライバーは車を停止する。赤ランプが消えてスクールバスが発進するのを待つか、バスのドライバーまたは警察官からの車の発進許可を待つ(参照:NY DMV)
⚠️ここに注意!
スクールバスが停車、赤ランプが点滅しているときは、ドライバーは同じ車線、または反対車線を走っていても、バスに接近する前に停車しなければなりません!

左イメージ:2車線道路上 / 中央イメージ:複数車線道路上 / 右イメージ:中央分離帯のある道路上
(画像:DMVウェブサイトより)
👮♀️法的罰則・カメラ導入
バス違反の罰金・刑罰
初回違反で 250~400 ドル、30日以下の禁固刑の可能性あり。再犯時には罰金がさらに高くなり、運転記録に 5 点が加点されます。(参照:NY DMV)
ストップアーム・カメラ制度
2019年施行の法律(VTL 1174‑A)により、スクールバスに取り付けられたStop-arm camerasで、違反をした車の所有者に対して罰金を課すことが可能になりました。
スクールバスは一般の普通車とは違い、大きな死角があったり停止距離が長かったりするため、ドライバーは十分に注意を払うことが重要です。スクールバス関連の事故は多く、死亡事故の多くは通過を試みた車の違反が原因として見られています。子どもたちは身体が小さく、ドライバーの視界に入りにくいことも事故の原因と考えられています。
特にアメリカに子ども連れで住んでいる方は、一般ドライバーとして安全運転を心がけるだけでなく、父兄の立場からスクールバスを利用する子どもたちの安全は気になるところです。
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※このブログはニューヨーク州のDMVの規則に基づいて書かれています。ニューヨーク州外で運転する方は、その州の交通規則をしっかり調べてから、ぜひ安全運転してください。
(2025年10月現在)




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