ニューヨーク州の法律では「どちらの手も使用しない、ハンズフリーの携帯電話なら、運転中の通話も許される」となっています。
しかし、英国のある大学のリサーチによると、ハンズフリーの電話であっても不注意運転を引き起こし、手で保持する電話と危険性は変わらないとの結果が出ています。
ドライブ・シュミレーターを使っての実験によると、ハンズフリーで会話中のドライバーは、電話を使っていないドライバーと比べると、運転中に起こるまわりの様々な危険に対しての反応が、0.65秒遅れるそうです。
これが時速30マイルで走行中だと、目の前で起こる危険に対しての反応が、0.98秒遅れ、これは車が止まるまで8.7メートル余計に走ることになります。
運転中の電話の使用は、それがハンズフリーであろうとなかろうと、危険を察知し、それに反応する能力が落ちるのは間違いありませんから、法律的にOKであっても、やはりできるだけ避けたほうがよさそうです。
Comentarios